ここでは、窓まわりのスペースのゆとりおよび取付け下地が確保されている場合の、一般的なカーテンレールとカーテンの採寸方法をご紹介します。
尚、ご不明な点がございましたらお気軽にスタッフにご相談下さい。
すでにカーテンレールが取付けられている場合や、取付ける位置が決まった場合は、次の手順でカーテンのサイズを測りましょう。
1.カーテン幅の決め方
【カーテンがスタンダードスタイルのとき】
●カーテンレールが一般カーテンレールの場合(図E)
カーテン幅=両端のフックリング間寸法+50o程
●カーテンレールが装飾カーテンレールの場合(図F)
カーテン幅=カーテンレール両端のリングランナー間寸法+50o程
【カーテンがハトメスタイルのとき】
●カーテンレールが装飾カーテンレールの場合のみ(図G)
カーテン幅=ポール長さ
【カーテンがタブスタイルのとき】
●カーテンレールが装飾カーテンレールの場合のみ(図G)
カーテン幅=ポール長さ×1.1〜1.3※
※1.1〜1.3倍は、あくまでも「目安」ですが、ポール長さ以上は最低限確保してください。
【カーテンがフラットスタイルのとき】
●カーテンレールが一般カーテンレール(図E)・装飾カーテンレール(図F)の場合とも
[両端のフックリング・リングランナー間寸法+100o(両開きは200o)]×1.1〜1.3※
※1.1〜1.3倍は、あくまでも「目安」です。
※フラットスタイルは両端のフック位置が生地の仕上がり位置からそれぞれ45oになるため、フックリング間(リングランナー間)の寸法+100o(両開きの場合は200o)程度は最低限確保してください。
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ワンポイントアドバイス |
ドレープカーテンとレースカーテンを2重吊りする場合は、レースカーテンをドレープカーテンよりも10o程短くします。
2.カーテン高さの決め方
【カーテンがスタンダードスタイル・フラットスタイルのとき】
※カン下寸法については、各製品の掲載ページをご覧ください。
●テラス窓の場合
ドレープカーテンの高さ=[取付け高さ]−[カン下寸法]−(10〜20o程)
レースカーテンの高さ=
一般カーテンレール同士のダブル付けの場合
[ドレープカーテンの高さ]−(10o程)
装飾カーテンレール+一般カーテンレールの場合
[ドレープカーテンの高さ]−[一般カーテンレールのカン下寸法]−(10o程)
※カーペットなどを敷く場合には、その厚み分をさらに引いてください。
●腰高窓の場合
ドレープカーテンの高さ=[取付け高さ]−[窓枠下寸法]−[カン下寸法]+(150〜200o程)
レースカーテンの高さ=
一般カーテンレール同士のダブル付けの場合
[ドレープカーテンの高さ]−(10o程)
装飾カーテンレール+一般カーテンレールの場合
[ドレープカーテンの高さ]−[一般カーテンレールのカン下寸法]−(10o程)
【カーテンがスタンダードスタイル・フラットスタイルのとき】
●テラス窓の場合
カーテン高さ=[ポール上面から床面までの寸法]−(10〜20o程)
※カーペットなどを敷く場合には、その厚み分をさらに引いてください。
*図はハトメスタイルですが、採寸方法はハトメ・タブスタイルとも同様です。 |
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●腰高窓の場合
カーテン高さ=[ポール上面から床面までの寸法]−[窓枠下寸法]+(150〜200o程)
*図はハトメスタイルですが、採寸方法はハトメ・タブスタイルとも同様です。 |
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参考:主な装飾カーテンレールの寸法
カーテンフックについて
カーテンフックは取付け方法やカーテンレールによって、「Aフック(カーテンレールを見せるフック)」「Bフック(カーテンレールを隠すフック)」の2種類から選びます。
●Aフック:装飾カーテンレールを使うとき
2重吊り(一般カーテンレール同士)のレースカーテン側天井付けのとき
●Bフック:2重吊り(一般カーテンレール同士)のドレープ側
カーテン発注時の注意
(1)ハトメスタイル・タブスタイルのカーテン幅は、メーカーによっては「実際の仕上がり幅(広げた状態での大きさ)」になる場合があります。
(2)ハトメスタイルの場合、メーカーによっては、カーテンの発注高さが「カーテンの仕上がり高さの全長」になることがあります。この時は、カーテンの上端からハトメリング内の上端までの寸法を加える必要があります。
※カーテンを発注する場合は、各メーカーのサンプルブックをご参照ください。